アニメーション監督グループのGibbonと契約したUnlistedでは面白いことが起きています。

Nikhil Markale監督とAggelos Papantoniou監督の2人で設立されたGibbonですが、2人は大学で出会い、アニメーション制作に対して同じようなユーモアと情熱を感じており、独特な表現方法で意気投合しました。 何年にもわたる共同制作の経験が2人の絆を強固にし、Gibbonが誕生しました。

エグゼクティブプロデューサーのGraham Pryorは、今回の契約について次のように述べています。 「2019年の圧倒的な作品『Baby Baby』をきっかけに我々はGibbonに注目しはじめました。共同制作できる作品を熱心に考えており、パンデミックの間もGibbonとずっと連絡を取り合っていました。そして最終的に、『Oatside』というすばらしい作品で共同制作することになりました。」

UnlistedとGibbonはシンガポールを拠点とするThe Secret Little Agencyと共に、シンガポールのオーツ麦ミルクブランドであるOatsideの作品シリーズの制作に協力しました。 この作品には、Josh Logue監督による実写映像や、流体シミュレーションが専門のOctavio de Lellis監督によるVFXだけではなく、2Dアニメーション、アムステルダムの音楽スタジオTHNDRによるオリジナルの音楽などが使われています。

「私たちはOatsideベアーというキャラクターを、まるで学校で上演するような昔ながらのミュージカルから飛び出してきたかのように表現したいと思いました。そうすることで、ベアーがただ歌を歌っているだけでなく、パフォーマンスを通じて感情を伝えていることを表したかったのです。」 とGibbonは言います。 「デザインを考えるのは楽しかったです。 比較的シンプルにしましたが、アニメーション化することでまるで3Dのように見える立体感を与えました。 これにより、実写シーンでもアニメキャラクターが馴染み、アニメーションシーンでも生き生きと見せることが出来たので、パッケージのただのイラストという印象よりももっと存在感を持たせることが出来たと思います。」

代表のPryorは次のように述べています。「制作チームは、アニメーション制作やTHNDRと協力して完璧な歌手を見つけることで、クマのヒーローに命を吹き込んでくれました。それだけではなく、実写監督のJoshやCG担当のOctavioと密接に協力しあって作品を完璧に仕上げたのです。 今回の契約が今後我々にどんな機会を与えてくれるのか楽しみにしています。」

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